岡上菊栄 伝

岡上 菊栄(おかのうえ きくえ)
慶応3年(1867年)9月5日-昭和22年(1947)12月14日

明治~昭和期の社会事業家。博愛園初代園母。

高知藩藩主山内家に仕えた8代目・御典医 岡上新甫(樹庵)の長女として、高知城下で生まれる。坂本龍馬の姉・乙女の娘という説もありますが、事実は不明。

明治4年、兄・赦太郎と父・新甫がともに病死したので、わずか五歳で孤児になり妹の政(二歳)と山北村の伯父に養育され、後生活苦とたたかいながら小学校教員を志す。

明治22年(1889)小学校教師になり、香美郡各地や安芸町の小学校で裁縫を教え、20年間教育に尽くす。その間、二男三女、5人の子どもに恵まれた。

明治43年(1910)高知慈善協会に向かえられ、同協会の経営する孤児収容施設博愛園の園母、園長となった。

昭和22年(1947)4月に退職するも、高知県慈善事業界の功労者として、今もその徳行が称えられています。

昭和22年(1947)12月14日、80歳で死没。